PE&HR株式会社 山本 亮二郎様インタビュー | 経営課題を専門家に相談 イチゾウ

PE&HR株式会社 山本 亮二郎様インタビュー

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PE&HR株式会社 代表取締役 山本 亮二郎

「Creperie(クレープリー)」世界1,000店舗へのチャレンジ

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※下記は経営者通信1号(2009年5月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

 モミアンドトイ・エンターテイメント(以下、モミトイ)。この独特のネーミングの会社が今回紹介したい投資先である。同社は本格的なクレープを販売するフードベンチャーである。
 本場フランスでは、クレープ屋さんのことを「Creperie(クレープリー)」と呼ぶ。そして、この「Creperie」は家族連れやカップルだけでなく、一人でも気軽に利用できる身近な街の食堂(スタンドも多い)として、重要な食文化のひとつになっている。一方、日本におけるクレープは、中高生で賑わう繁華街や行楽地など、どちらかというと「子どものための特別なおやつ」として認識されてきた。楽しいイベントにはもってこいだが、味は本場フランスには遠く及ばず、ブランドへのこだわりも不足していたように思う。
 その状況をガラリと変えたのがモミトイだ。まず特筆すべきは、日本のクレープの常識を覆す、圧倒的な商品力。その見た目は、従来のクレープのようなペチャッとした平べったい感じではない。フルーツ、クリームなどが立体的に巻かれ、ブーケのような美しさとボリュームがある。また生地は小麦粉にアーモンド粉を加え、生クリームには海洋性コラーゲンを配合しているため、とろけるような食感がある。その名も「とろけるクレープ」。価格も300円台から400円台と手頃だ。

 さらに、店舗形態にも競争優位性がある。最大の特徴は、移動販売における豊富なノウハウを結集した「モバイル店」だ。センスが良いデザインのトレーラー車両を自社で企画・開発し、提携会社が一台一台手作りしている(現在の価格は250万円)。またブランディングパートナー(FCオーナー)は、トレーラー車両に厨房設備、券売機、契約時のライセンス料などを加えて、店舗保証金を除くと初期費用630万円でモバイル店を出店できる。2009年3月24日に放送された『ガイアの夜明け』では、シングルマザーが資金調達をしてクレープ店を開業する物語が紹介された。
 次に店舗の立地に特徴がある。設立数年目のベンチャーとしては驚くべきことに、集客力のある大型商業施設と直接契約し、入り口付近などの遊休スペースに低コストで出店している。具体的には、ららぽーと豊洲、浅草ROX、メルサ自由が丘、マルイ海老名、なんばパークス、ロフト名古屋、イオン金沢、泉パークタウンタピオなどが挙げられる。これらの立地の最大の強みは、家族連れをはじめ大勢のお客様が目の前にいることだろう。加えて、もし出店に失敗した場合でも、モバイル店はトレーラー車両のため原状回復のコストはほとんどなく、別の場所に移ることができる。
 最後に収益力だが、標準的な店舗の月間売上高を300万円とすると、人件費を除く利益は150万円を超える。人件費を考慮しても、実に6ヶ月から12ヶ月程度で初期投資が回収できる計算だ。実際、全23店舗の中にそのような店舗が多くある。
 モミトイは、このモデルで今期100店舗の出店を目指している。さらに日本国内だけではなく、「アジアを中心に世界1,000店舗を展開する」という壮大な事業計画を描いている。

東京

PE&HR株式会社

代表取締役 山本 亮二郎
スタートアップを中心に投資育成事業(投資、人材、オフィス)を展開
「無名の若者の創業期に投資し、成長を支援する」「日本の食と農を地域に、そして世界へ」を理念に多数サポート

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