株式会社プロネット 高橋 廣司様インタビュー | 経営課題を専門家に相談 イチゾウ

株式会社プロネット 高橋 廣司様インタビュー

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株式会社プロネット 代表取締役 高橋 廣司

中小企業における60歳以上の経営者の割合は2人に1人と言われ、多くの経営者が後継者不足に悩んでいる。また、たとえ後継者に受け継ぐことができても、企業の持続的発展は難しい。そこで今回は、創業経営者のための本を紹介したい。

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※下記は経営者通信17号(2012年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

― この本を出版した理由は何ですか。
高橋:事業承継に関する本はたくさんありますが、問題解決の 一 部しか書かれていないと感じたからです。ほとんどの本の内容は、相続税対策と後継者教育が中心になっています。しかし、最も重要なのは、企業を継続的に成長させること。ですから、持続可能な経営の仕組みを作り、“経営そのものを承継”するための本を出版したのです。
 一 般に同族経営の場合、3代で会社が潰れると言われています。この最大の原因は、創業経営者と2代目以降の経営者の能力に差があるからです。創業経営者は自社の経営状況が常に頭の中に入っており、瞬時に適切な判断を下すことができます。つまり、暗黙知によって「どんぶり勘定」ができるのです。しかし、この能力は誰にでもあるわけではないので、仕組み化された組織的経営を導入する必要があるのです。

― では本書の内容について教えてください。
高橋:本書のテーマは、経営承継プロセスの中で企業体質を強化し、永続企業をつくること。わかりやすい図表やチェック項目を交えて、企業タイプ別の経営承継ストーリー、経営承継計画の作り方、具体的な事例などを盛り込んでいます。
 私は昨年まで約35年間にわたって監査法人に在籍し、数千社もの企業をみてきました。上場準備企業だけでも1500社以上の※ショートレビューを精読。公認会計士として、会計の視点から企業経営をつぶさに分析していました。ですから、本書の内容は豊富な実例から得られたノウハウを凝縮した集大成になっています。

― サブタイトルにある「第2の利益」とは何ですか。
高橋:まず前提として、自社の事業基盤(ビジネスモデル)から生まれる利益のことを「第1の利益」と考えます。そして「第2の利益」とは、会社の仕組みを整備することで生まれる利益のことです。
 一 般的に「管理体制の強化=コスト増」と考えられがちですが、そうではありません。会社の仕組みを整備することで、「機会利益の獲得」と「機会損失の回避」を実現し、新たな利益を生み出すことができるのです。
 具体的には、購買管理による仕入れ単価の削減、与信管理による貸し倒れの防止、人事システムの整備による生産性向上などが挙げられます。本書には「経営管理・労務・税務」という3分野の戦略を通じて、「第2の利益」を獲得する方法を具体的に書いています。
 私が提唱する「経営承継」とは、経営者が高齢になってから考え始めるものではありません。40代、50代のうちから取り組むことで企業体質を強化し、新たな利益を生み出すことができます。ぜひ私たち専門家の知恵をうまく活用し、永続企業をつくってほしいと思います。

※ショートレュー:監査法人が株式公開準備企業と監査契約を締結する前に、その企業の実態を調査するための書類のこと。調査の内容には、財務諸表の会計処理に関する妥当性や内部統制の整備運用状況などがある。

東京

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代表取締役 高橋 廣司
経営者の書斎に置きたい一冊
中小企業における60歳以上の経営者の割合は2人に1人と言われ、多くの経営者が後継者不足に悩んでいる。また、たとえ後継者に受け継ぐことができても、企業の持続的発展は難しい。そこで今回は、創業経営者のための本を紹介したい。

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