株式会社ジャパネットたかた 髙田 明様インタビュー | 経営課題を専門家に相談できるサイト イチゾウ | ページ 2

わが経営論

株式会社ジャパネットたかた 髙田 明様インタビュー

※下記は経営者通信9号(2010年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―競合他社については、御社はどれくらい意識していますか。

全く意識していません。競合他社に勝つことばかり考えていたら、商売の本質を見失ってしまうからです。メーカー間での機能競争に走ってしまうこともあります。お客さまからしたら「こんな機能いらないよ」なんて商品がありますよね。当社はそんな虚しい競争に巻き込まれたくありません。あと、最近はグローバル競争を意識して、海外展開を急ぐ企業も多いですよね。たしかに国内市場を攻め尽くした大手企業なら、海外に進出するのも頷けます。でも、当社の場合、まだまだ国内でやるべきことが多い。だから、今は国内基盤を固めることに注力しています。当分は海外展開をする予定もありません。やはり大事なのは、お客さまの声を知ることだと思います。お客さまに喜んでもらうにはどうすればいいのか。日々それだけを考え、実行していけばいい。そうすれば、自然と会社は伸びていくと思うのです。

―今は変化の激しい時代です。いくら「身の丈経営」と言っても、自社のペースでのんびりやっていたら、時代に取り残されてしまいませんか。

たしかに自社のペースでぬるま湯に浸かったままなら、会社の存続すら危ういでしょう。ですから、当社も日々の業務の中では、即断即決のスピード経営を心がけています。大局的な視点で「身の丈経営」を貫きつつ、ミクロの現場業務では日々速いスピードで改善を繰り返しているわけです。たとえば、当社ではテレビショッピングで商品を宣伝しています。この宣伝の企画を即断即決で行うこともあります。なぜなら、やってみなければ分からないことも多いからです。だから、まずやってみる。そして、結果が出てから「どうすればもっと売れるだろうか?」と考えるわけです。トーク、価格、カメラワーク、照明など、もっと売れる方法はないかと多角的に考える。そして、すぐに改善策を実行し、また考える。これをスピーディーに繰り返すことで、サービスの質が高まると思うのです。

―御社では、顧客が喜んでいるか否かをどうやって判断しているのですか。

お客さまの気持ちを知る一つの手段として、「数字」があります。売上、視聴率、返品率などの数字。数字が変化した時は、お客さまの気持ちが変化した時なんです。だから、私たちも数字をベースにして、「じゃあ、次はこうしよう」と考えていく。とはいえ、コンサルタントを雇って、じっくり分析をするなんてことはしません。コンサルタントが理詰めで考えていっても、時間ばかりかかってしまい、いつまで経っても次のアクションが決まらないからです。

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