株式会社ジャパネットたかた 髙田 明様インタビュー | 経営課題を専門家に相談できるサイト イチゾウ | ページ 3

わが経営論

株式会社ジャパネットたかた 髙田 明様インタビュー

※下記は経営者通信9号(2010年11月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―理詰めで考えても、なかなか決まらないなら、髙田さんはどうやって即断即決をしているのですか。

最初は論理で考え、最後は「直感」で決めます。直感とは、感覚によって物事の本質を見抜く力のこと。いわゆる「ひらめき」や「勘」のようなものです。この直感を養わないと、即断即決ができません。ちなみに、直感というと、「持って生まれた先天的な才能」のように考えられがちです。でも、直感は後天的に磨くことが可能だと思っています。

―どうすれば直感を磨くことができるのですか。

密度の濃い経験を積み重ねることです。また、経験の密度の濃さは、仕事の規模や難易度ではなく、本人の意識によって決まります。どれだけ目の前の仕事に没頭し、どれだけ自分の頭で考え抜いたかで決まるんです。  私も26歳でカメラを売っていたころから、35年間ずっと考えて、考えて、考え抜いて仕事をしてきました。ヒマな時間なんて全くなかった。もう四六時中、ずっと仕事に没頭し、考え続けてきたんです。その濃い経験の積み重ねが、私の直感の源になっていると思います。

―最後に、いま不況に立ち向かっている経営者へメッセージをお願いします。

私の考えが全ての業種に通じるとは思っていませんが、私は自社の身の丈にあった経営を貫いています。こんな時に無理に身の丈に合わないことをしても、逆に状況が悪化するだけだと思っているからです。また、そもそも経営者に好不況は関係ありません。いくら景気が悪くても、私たち経営者には景気を変えることができない。つまり、経営者がいくら景気について考えても仕方がないと思います。では、経営者はどうすべきなのか。まず現在の経営環境をありのままに受け入れる。そのうえで、お客さまのことを徹底的に考える。どうすればお客さまが喜ぶのか。知恵を振り絞ることで、どんな苦境であっても乗り越えられると思います。ですから、私たちも新しい課題が出てくる中で、毎日が勝負だという気持ちで取り組んでいます。

髙田 明プロフィール
1948年、長崎県生まれ。1971年に大阪経済大学を卒業後、株式会社阪村機械製作所に入社。欧州駐在の後、友人と翻訳会社の立ち上げを計画するも頓挫する。その後、故郷の長崎県平戸市に戻る。1974年、父親が経営していた「カメラのたかた」に入社。1986年に株式会社たかたを設立し、代表取締役に就任。1990年にラジオショッピング事業、1994年にテレビショッピング事業に参入。その後も、通信販売事業をはじめ、新聞折込、CS放送、インターネット、ケータイサイトなどのメディアミックス戦略を展開し、通販業界のトップクラスに躍り出る。1999年には株式会社ジャパネットたかたに社名変更。

企業情報

企業名株式会社ジャパネットたかた
創立1986年1月16日
資本金1億円
売上高1,491億円(2009年12月期)
従業員数501名(パート・アルバイト含む、2010年4月現在)

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